2014年1月21日火曜日

【札幌イベント参加記録】グローバル人材ってどんな人?

しんちゃお(゚∀゚)/いけのんです。

先日、札幌で行われたiSiN主催の「海外で働くアツい大人の話を聞こう!! ~アジアで働く起業家と新卒男子の生の声~」というイベントにゲストスピーカーとして、HCMCからハングアウトで遠隔参加してきました。

遠隔参加で国境を越えて参加

①なぜ海外という選択肢?
②グローバル人材ってどんな人?
③英語Nativeでもない日本人が出せる価値
④大学生のうちにしたこと・しておくべきだったこと
というテーマで色々お話させてもらったので、ブログにも言葉として残しておこうと思います。

長くなるので今回は①と②を。

~アジェンダ(読了目安3分)~
①なぜ海外という選択肢?
②グローバル人材ってどんな人?

①なぜ海外という選択肢?


"新卒一年目"で海外に行きたかった理由は、実はプロフィールに書いてあったりします。

イベントでは、純粋に、海外で働くってことを意識した原体験ときっかけって視点で話しました。

・原体験:危機感を感じた大学2年
それこそ小学生の頃から、近所で行われた子ども向け海外交流イベントで外国人の子どもと一緒に遊んだりしてたし、海外に対してバリアみたいなことは感じてなかったし、むしろ違うって面白いなぁとポジティブなものとしてみてました。

それが大転換したのが、大学二年の時、ベトナムで働いていた先輩を訪ねるために、初めて海外の地を踏んだ時でした。

まず、日本が作った街と街をつなぐ動脈とも言える大きな橋の広告すべてがSAMSUNGだったのを見て、何とも言えない気持ちになりました。そして街には活気が溢れ、観光案内してくれた自分と同じくらいの大学生が、流暢な英語で将来の夢を語ってくれたとき、ますます胸の中のモヤモヤが大きくなっていきました。

このままだと、日本、おいてかれてるんじゃね、という危機感。

なんか、今まで地域活性化に問題意識を感じて日本を旅しまくっていたけど、実はもっと広い視点で物事を見るべきなのでは、このまま日本にいていいのだろうかという焦燥感に駆られました。

もっと知らない世界を旅行じゃ見えない視点から見たい、と知りたい欲求が爆発したこの経験が、海外で働くことを意識し始めた原体験です。

・きっかけ:今でしょ!(古っ)、と思ったXIP
そんなこんなで、海外で働くってことも意識しながら仕事を探した大学生時代。

当時、就活の軸は以下3つでした。
①海外で、日本人だけじゃなくて世界の人と働けること
②地域の課題解決に必要な、コミュニケーション課題(特に広報・PR)の解決が経験できること
③機械や計算では導けない、自分のアイデアを活かせる職につくこと

導き出した答えが、XIPだったのは、上記3つを活かせる要素があって、なおかつ一番ワクワクしたからです。

日系なり外資なり入っても海外行けるのなんてひと握り、ってことは大学時代プロジェクトで出会ってきた先輩方に聞いてきたので、今すぐ行きたいという気持ちに素直に従いたかった。

そして、既に敷かれたレールに乗っかるのではなく、自分の意思で道をつくれるチャンスだなぁ、と飛び込んだわけです。

"Where there's a will, there's a way." 高校時代からの私の座右の銘ですが、人生その通りに決断・行動していると自負しています。


②グローバル人材ってどんな人?



イベントでは、まずはグローバル人材って言葉の曖昧さについてコメントしました。
切り口によってグローバル人材って色々あるのではないか、という問題提起です。

学問、産業界、政界におけるグローバル人材って要件違ってきそうじゃないですか?例えば、英語ひとつとってみても、学問で要求される論文作成の英語と、政界で必要な英語で外交を進めていく力って違うでしょうし。(交渉は英語スキルというか交渉スキルそのものだったり。)

また、例えば、ビジネスにおけるグローバル人材って見たときも、若手と中堅って切り口でも違うのではないかと。
若手は海外で営業して市場を開拓、中堅以上は駐在して現地社員の管理・育成をするってイメージだったり。

ということで、個人的に、グローバル人材を"グローバルに働く人"、って広い視点で捉えて共通する要素として、コミュニケーションってとこに落として考えました。

要件としては次の3点が重要かなと。
1.信頼のための知識・教養
幅広い教養って話は、異文化コミュニケーションで大事な二つの肝って記事を書いた時も触れましたが、やはり、自国・他国ともに知っているって本当に大事だと思います。

まず、日本のことについて聞かれて"I don't know"と答えることはとても恥ずかしい。知識がなくても、考えることってできるはずで、どんなことに対しても自分の意見を持つことって外国だととりわけ重要かと思います。

そして、もちろん、何かのプロフェッショナルであり、クライアントに価値提供できることは言うまでもなく重要だと思います。
プロフェッショナルについては前の記事でも書きましたが、これからのスペシャリスト像は時代によって変わってくるかもしれませんね。

2.ツールとしての英語
伝わる英語かネイティブレベルかってよく対立してるけどこれまたTPOかな~と思います。

要は、目指すべき到達点として、相手を見て英語を使い分けられるくらいのレベルがあったほうがいいよねってことかなと。
英語できない人にネイティブしかわからないスラング表現使っても意味ないし、逆にネイティブと話すときはウィットに富んだ表現を使ったほうが良い時もある。

3.マインドとして柔軟性
価値観違う人と何かやるってとっても大変なことです。まして、言葉や文化が全く違う外国人と一緒に働くって、そう簡単じゃありません。

なので、まずは姿勢として、相手を理解することが大事なのかと思います。
その上で、どうコミュニケーションをとっていけばいいか人によって変える。

だから、相手を理解する、って言うのは簡単ですが実際はとってもレベルの高いことかと思います。
コミュニケーションのコツ、みたいなハウツー本ありますが、究極的にはコミュニケーションに正解を導き出す方程式はないと思います。

だからこそ、コミュニケーションって経験値として蓄積されて、個人の強みになっていくのかと思います。

以上、海外で働く選択肢をとった理由と、グローバル人材についての私の意見でした。
みなさんは、海外で働くこと、グローバル人材についてどう思いますか?

次回は、残り二つである
③英語Nativeでもない日本人が出せる価値
④大学生のうちにしたこと・しておくべきだったこと
について書きたいと思います。

お楽しみに(・∀・)/

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